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- 2013.01.15 Tuesday
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三浦、揺れる心境−。横浜・三浦大輔投手(34)が2日、横須賀市のベイスターズ総合練習場で、村上忠則チーム運営部門統括(59)と残留交渉を行ったが、平行線に終わった。すでに4年10億円の条件を提示されているが、悩めるその心境を明かした。阪神が獲得に向けて調査を進めるFA右腕の動向に注目が集まる。
また平行線だった。球団との話し合いを終えた三浦は、迷いだけを漂わせた固い表情で、重い口を開いた。
「まだ考えます。悩んでいます。いずれ期限が来るし、その時に宣言する、しないを含めてしっかり話します。中途半端では、話せない」。ハマの番長が慎重に、悩める胸中を語った。
交渉した村上チーム運営部門統括も「(三浦は)悩んでいると思う」と、厳しい状況を明かした上で「努力してがんばります」。改めて全力で慰留する姿勢を明らかにした。
昨年、FA権を取得。6年契約が今季で切れるため、すでに数回、交渉を行ってきた。「毎年流出の心配をしなくてもいいように、FA宣言した上で残留が望ましい」(佐々木球団社長)とすでに先月中に4年10億円の条件も提示済み。それでも、首をタテに振ってくれない。
FA権行使の意思表示は、日本シリーズ終了翌日から10日間。時間は十分あるだけに、腰をすえて考える。真弓新監督が就任して先発強化を課題にあげる阪神が興味を示しており、FA宣言に踏み切れば横浜を上回る4年12億円を上限に獲得へ乗り出す構えを見せている。
今季は7勝10敗、防御率3.56。阪神関係者は「まだ2年はやれるだろう」とその評価は揺るぎない。悩める三浦の心の針の動きに、虎が熱視線をおくる。